2024/11/13
15回目となる今回は、当協会羽村 章会長の挨拶と、櫻井 孝専務理事による歯科医師の現状説明の後、公益社団法人日本歯科医師会の高橋英登会長のビデオメッセージ、基調講演とパネルトークを行い、約70名の報道関係等の皆さまに、わが国において歯科医師数が減少に転じ、特に地方では歯科医師不足が叫ばれるなど歯科医療の偏在問題について現状をお伝えしました。
基調講演では、「健康寿命延伸に影響する歯科医療提供体制の偏在問題について」をテーマに公益社団法人日本歯科医師会日本歯科総合研究機構の恒石美登里主任研究員が、歯や口腔の健康は認知症をはじめとするさまざまな全身疾患に影響を与えること、健康な歯を残しオーラルフレイルを防ぐことで健康寿命に貢献が可能なことを示しつつ、歯科医療提供の体制維持の重要性を語りました。
また、パネルトークでは、地域医療に取り組む歯科医師３名が、地方ですでに進行している歯科医師不足の実態や課題点について語り、これから更なる普及が期待される訪問歯科診療や次世代の人材確保に向けた意見交換を行いました。
開催概要や講演資料等は下記よりご参照をお願いいたします。
第15回：歯科プレスセミナー【「歯科医師の現状」、歯科医師へのニーズの高まり、櫻井専務理事説明資料】
第15回：歯科プレスセミナー【健康寿命延伸に影響する歯科医療提供体制の偏在問題について、公益社団法人 日本歯科医師会／日本歯科総合研究機構 主任研究員 恒石 美登里氏基調講演資料】